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カテゴリ:仕事( 54 )

メイキングビデオ/銅ガエルのコーリーができるまで/銅板造形

銅板造形とは、板金溶接技法によって立体の造形物をつくるものです。レリーフなども銅板造形と言えるかもしれませんが、どちらかというとレリーフは伝統工芸に属するもので、銅板造形はごく最近のものです。そもそも銅板造形という言葉自体、僕の師匠を含む数名が生み出した言葉ですので、その歴史もまだ数十年というところです。ここ数年、インスタグラムなどで海外の銅板造形もチラホラ見かけるようになりましたが、それでも数名しか見当たりませんね。ちなみに海外ではCopper Artという括りで、銅板造形という日本語の意味合いよりも大雑把なものです。

さて、今年の春にメイキングビデオを制作しました。銅板をハサミで切り、板金溶接を繰り返し、代表作の一つでもある銅ガエルのコーリーが出来上がるまでを収録してあります。1時間30分程の長編ではありますが、制作工程や様子がよく分かる内容かと思います。まだまだ新しいジャンルである銅板造形ですが、より多くの方にその魅力をお伝えできれば嬉しいです。お酒のお供にご覧くださいませ♪

#art #copper #緑青 #銅板 #メイキング #板金溶接
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by studiofumine | 2019-08-15 09:24 | 仕事 | Trackback | Comments(0)

緑青のはなし 2019

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緑青は高温な方が吹きやすく、作品としても早く仕上げることができます。しかし高温過ぎると成り立たないことが…。成り立たないというのは緑青が吹かないわけではなくて、定着しにくいことがあるということです。無限に時間があれば問題ないのですが、作品として期日までに仕上げなくてはならない都合上、定着しないと困ってしまいます。

以前の記事で、緑青液にみりんを少し入れるということを書いたと思いますが、みりんを入れる大きな理由は、粘り気をつけて、定着するまでに緑青が剥がれにくくするということです。ところがあまりの異常気象による高温が続くと、みりんなどでは歯が立ちません。そこで取った方法は、接着のりをお湯に溶いたものを混ぜるという方法です。

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接着のりを混ぜる方法はとても有効で、剥がれにくくなるので緑青が定着しやすくなります。ただし、スプレーする場合には使用後にノズルが詰まってしまう場合があるので、その都度お湯で洗うことが必須です。ちなみに、看板の文字などに緑青を吹かせるときには、仕上げにクリヤー塗料を塗っています。雨などで緑青が流れ落ちたり、周囲を汚してしまうのを防ぐためです。若葉などの作品には何もしません。2カ月もすればガッツリ定着して、少し剥がれても空気中の水分ですぐに復活します。

今では見かけることが少なくなった緑青。銅板造形にて堪能していただければと思います。

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#緑青 #銅板 #studiofumine #fumitomochida

by studiofumine | 2019-08-06 19:36 | 仕事 | Trackback | Comments(0)

Make a Frog, Made of Copper.


#art #copper #frog #緑青 #銅板 #アート

by studiofumine | 2019-07-14 22:29 | 仕事 | Trackback | Comments(0)

緑青はじっくり育てていきます

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だいぶ暖かくなってきて過ごしやすくなりましたね。緑青は暖かい方がよく育つのですが、まだまだ乾燥しているので、定着には時間が掛かります。

緑青液に浸けては乾かし、これを何度も繰り返していくので、何日も掛かります。場合によっては1カ月以上掛かることもあります。でも少しでも早く緑青を定着できないかと試行錯誤し、近年また新たな方法を見つけました。これで更にスムーズに緑青作品を生み出すことができます。とは言うものの数日は掛かりますが…(^^;



by studiofumine | 2019-04-16 19:11 | 仕事 | Trackback | Comments(0)

看板、もう少しです♪

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現在制作中の看板も大詰め。
文字ができれば完成!

待っててねー♪

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by studiofumine | 2019-03-17 21:48 | 仕事 | Trackback | Comments(0)

細かいパーツも手作り

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細かいパーツも全て手作りしています。

基本的にネジは既製品を使うけど、場合によってはネジも作っています。

by studiofumine | 2019-03-14 13:05 | 仕事 | Trackback | Comments(0)

緑青

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寒い時期の緑青加工は時間が掛かります。真夏であれば1週間程で緑青が銅板の目に噛みついて定着しますが、寒い時期には半月掛かる場合もあります。

緑青を吹かせる方法は、自作の緑青液を塗って乾かす作業を繰り返します。何度も塗って乾かすことで緑青が定着していきますが、ある意味強制的に吹かせるので、定着が不安定です。自然界ではじっくり吹いていくものなので、こればかりは仕方が無いですね。

by studiofumine | 2019-03-13 21:15 | 仕事 | Trackback | Comments(0)

20mロールの銅管

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看板のフレームなどに使う銅パイプ。資材屋さんで20mのロールを仕入れています。一般的には配管などに使われています。

by studiofumine | 2019-03-08 19:27 | 仕事 | Trackback | Comments(0)

鉄と銅の腐食

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かれこれ14~15年程前に造った立て看板。この頃はフレームに鉄を使うことが多かった。これは文字の通りサンプルとして造ったもので、販売せずにずっとアトリエに置いてあるんだけど、鉄の錆びる具合や緑青の変化を観察しようと、外に雨ざらしにして置いてある。

緑青のプレートを止めているネジはあえて鉄製のものにしてあって、時間の経過による腐食具合を確かめてるんだけど、セオリー通りに錆びて朽ち果ててるね。おそらく5~6年経った時点でネジとしての機能を失ったと思われる。銅と鉄は電蝕という現象を起こして、鉄の方が朽ち果ててしまうんだよね。ちなみに使用しているのは3ミリのネジ。

真鍮文字はクリア塗料でコーティングしてあるんだけど、黒ずみが少ないところを見るとコチラはまだコーティング効果が効いてるんだね。10年くらいしか持たないと思っていたけど、意外にも長持ちしてる。

現在はフレームに鉄を使うことは無く、全て銅製にしているから錆びて朽ち果てることは無いけど、こういう実験はとても貴重なデータになるね。

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by studiofumine | 2019-03-07 13:14 | 仕事 | Trackback | Comments(0)

ナンバーアート

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ナンバーアート♪
クールだよね!

by studiofumine | 2019-03-06 19:05 | 仕事 | Trackback | Comments(0)