
また一段と冷え込みが増してきましたね。今日は干支オブジェの制作工程をご紹介します。
題して「にわとりができるまで」。
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これは前回の記事にも載せている展開図。こんなパーツで成り立っています。初めに右上の風船のような形のパーツを二つに折り曲げて、左隣の笹の葉のような形のパーツと組み合わせて溶接します。この時に一番左側の長い棒を中に組み込んで溶接しておきます。
文章だと難しいですね…(^^;
とりあえずこうなります↓

首から頭の部分を作りましょう。一見、コアラのようにも見えますが、鶏の頭です。首の部分を丸めて溶接します。


こんな風に溶接して折り曲げていくと・・・
鶏の頭になったでしょ!くちばしも付けて、完全に鳥ですよコレ!もうコアラじゃありません♪
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さてお次は、足の部分を作りましょう。鶏はたくましい足をしてるので、銅棒の上に銅板を巻いて太くしてあげます…↓

足の指も作りましょう。あえて少し大きめに作る方が、それっぽいですよね。

こんな風に指を並べたら、溶接してくっつけます。
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今回の鶏は0.4ミリの銅板を使っているので、火をあてすぎると溶けてしまいます。溶接トーチの火口を細いものに付け替えて、丁寧に溶接します。

トサカが付くと完全に鶏です!同時に胸にフサフサをつけてあげると、それっぽくなりますね。

こんな風に尾羽を付けて・・・
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羽も溶接します。
羽はバサバサ感を出してあげると良いですね♪
鶏ってバサバサしてますもんね♪
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最後に赤出し技法にて紅色を発色させて、羽の形を整えて完成です!
この鶏オブジェもペーパークラフトのように作っています。あえて紙で作るような感じにすることで、造形的にも特徴的で面白い雰囲気になりますね。
いかがでしたでしょうか?

寒かったので、打ち合わせの帰りに青梅のつぶあんカフェにて、おしるこ休憩・・・。
ではまた。